関東大震災から100年。横浜市のグループホームで暮らす112歳の高嶋フジさんは、関東大震災を震源に近い神奈川県逗子市(旧逗子町)で経験し、今もその記憶を語る。
フジさんは施設内では車いすは使わず、伝い歩きができるほど足腰はしっかりしている。食欲も旺盛で、ストレッチ体操をしたり、年下ばかりの入居者のカラオケを聴いたりしながら過ごすのが日課だ。
相模湾に面した逗子市小坪の商店を営む家に生まれた。7人きょうだいの長女で、震災当時は尋常小学校に通う12歳だった。母は他界し、父やきょうだいたちと暮らしていた。
その日は2学期の始業式。学校から帰り、弟の末吉さん(2)に食事をさせていた。正午前、突然の揺れに襲われた。
このあと、高嶋フジさんのインタビュー動画を含め、100年前の体験談を詳しく紹介しています。
外へ出て雨戸を外し、その上…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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