路上に止めた車内で心臓マッサージ 姉妹放置死容疑の母

 高松市で6歳と3歳の姉妹が車内に放置され、熱中症とみられる症状で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の竹内麻理亜容疑者(26)=同市=が3日昼ごろ、車の後部座席でぐったりする娘に心臓マッサージをしている姿が、近隣住民に目撃されていた。15時間余りにわたり、車を止めていたとされる駐車場から約100メートル離れた場所で、香川県警が経緯を調べている。

 住民の男性によると、現場は高松市常磐町2丁目の男性宅前の路上。3日昼すぎ、男性が外出先から車で戻ると、竹内容疑者の乗用車が止まっており、クラクションを鳴らした。

 竹内容疑者は「子どもたちが熱中症なんです」と声を震わせながら男性に告げた。男性が後部座席をのぞき込むと、ワンピースを着た姉妹の唇は青紫色で、目は見開いていた。飲みかけの水と食べかけのパンのほか、人形などのおもちゃが車内に散らばっていたという。

男性の問いかけに母は

 男性が「救急車は呼んだか」と…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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