踏切で相次ぎ中学生が死亡 再発防止へ、究明急ぐ 千葉

 千葉県流山市の踏切で9月、同じ市立中学校に通う男子生徒2人が相次いで電車にはねられて亡くなる事故が起きた。自殺とみられている。市教育委員会は原因究明と再発防止を図るため、近く新条例を制定したうえで特別な調査委員会を立ち上げる方針だ。

 事故が起きた現場はいずれも流山市東深井にある東武野田線運河駅―江戸川台駅間にある踏切。歩行者や自転車専用で自動車は通れない。最初の事故は9月16日午前8時15分ごろで、登校途中の中学1年生がはねられた。2週間後の30日午後5時ごろには中学2年生が事故に遭った。

 流山署は2人とも自分で遮断機を上げて踏切内に入ったのを目撃されていることから自殺とみている。遺書や自殺をうかがわせるようなメッセージは見つかっていない。いじめの情報もないという。

 市教委は同じ中学の生徒2人が短い期間に踏切で亡くなったことに困惑している。指導課の担当者は「原因がわからない」という。いじめや体罰が原因の場合は、重大事態として常設の「市いじめ対策調査会」が調べることになっている。だが、今回はそうした情報は入っていない。調査会には諮れない経験したことのないケースという。

 市教委はできるだけ早いうちに…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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