茨城県ひたちなか市の駐車場で9日夜、水戸市に住む高校2年の女子生徒(16)が乗用車の下に挟まれた状態で見つかり、その後に死亡が確認された。女子生徒は約9キロにわたり車に引きずられた可能性があるという。県警は車を運転していた会社員男性(72)から事情を聴いている。
県警によると、9日午後6時10分ごろ、この男性から「車で走行中に異音を聞き、確認すると人が挟まっていた」と110番通報があった。女子生徒の体には引きずられたような切り傷と出血があり、ひたちなか市内で女子生徒のかばんが見つかった。
現場付近から南に血痕があった。女子生徒は9日午後5時50分ごろ、水戸市酒門町の道路上に倒れていたところを、ひたちなか市内まで車で引きずられた可能性があるという。車のボンネットなどに衝突の痕はなかったといい、県警は事件と事故の両面から調べている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル