転んだ86歳の上、快速列車が通過 すき間に助けられた

 23日午前11時25分ごろ、福島県喜多方市山都町のJR磐越西線で、会津若松発新潟行きの快速「あがの号」(3両編成)の運転士が線路内に倒れていた近くに住む男性(86)を見つけた。運転士は急ブレーキをかけたが、列車は男性の上を通り過ぎ、約100メートル先で停車。しかし、男性はレールの間にうつぶせで倒れ、車両とのすき間に体が入っていたため、右腕に軽い擦り傷を負ったものの、命に別条はなかった。

 喜多方署によると、現場は踏切から約160メートル離れた場所で、男性は線路を歩いていて、つまずいて転んだと話しているという。列車には15人が乗っていたが、急停止によるけが人はなかった。列車は1時間余り止まった後、新潟に向けて発車した。(戸松康雄)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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