長野県軽井沢町で2016年に大学生ら15人が死亡したスキーバス転落事故を巡り、男子大学生=当時(19)=の両親ら遺族3人が、バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)と同社の高橋美作社長らに計約1億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、さいたま地裁(斎藤清文裁判長)は20日、約8800万円の支払いを命じた。
訴状によると、事故で死亡した運転手が過去の適性診断で問題があると指摘されていたのに、高橋社長らは診断内容を把握していなかった上、十分な訓練もせず、技量が未熟なまま業務に就かせるなどの過失があったとしている。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース