9日放送の日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)で、外交評論家の岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏が新型コロナウイルスに感染し、先月24日に亡くなっていたことを伝えた。74歳だった。
岡本氏は、1968年外務省入省。北米1課長などを歴任した後、91年、外務省を退官した。橋本内閣で沖縄問題担当の首相補佐官を務め、米軍普天間飛行場移設問題などに携わった。
小泉内閣では、内閣官房参与を経て首相補佐官に任命された。外交・安全保障問題に関して首相に助言する専門家チーム「対外関係タスクフォース」の座長を務めた。イラク問題担当として、イラク戦争後の支援策の策定などを担った。
首相補佐官を退任した後は、外交評論家として活動しており、番組では、2018年に出演した当時のVTRを放送した。
辛坊治郎キャスターは、岡本さんの訃報に「一言一言に説得力のある方で…ついこの間まであんなに元気だったのに…」と言葉を落としていた。
報知新聞社
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