農作物モー荒らさせない 耕作放棄地手入れに一石二鳥

 山口県下関市豊北町の山あいで4日、農作物を荒らすシカとイノシシの通り道や隠れ場所になっている耕作放棄地黒毛和牛の雌2頭が搬入された。

 県が保有する牛を貸し出す「レンタカウ制度」を地区で利用した。草を食べて見通しが良くなると、野生動物が集落に近寄らなくなるという。

 9歳の「なおこ」と6歳の「あおい」はともに妊娠中で、体重は約500キロ。県の担当者は「運動不足の解消にもなる」と、鳥獣被害を防ぎながら、一石二鳥の効果に期待する。貞松慎二郎

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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