辺野古を空から見つめてみた 土砂投入から5年の変化を写真で比較

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吉田耕一郎 棚橋咲月

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設計画で、政府が土砂投入を進めてきた名護市辺野古沿岸。北側の大浦湾周辺は「命の海」と呼ばれ、サンゴ礁が広がり、ジュゴンなど絶滅危惧種約260種を含む5300種以上の生き物が確認されている。

 土砂投入から5年となる12月14日を前にした8日、朝日新聞社機「あすか」で上空を飛んだ。この日は天気が良く、窓から見える海は青く透き通り、光が当たった浅瀬の部分はエメラルドグリーンに輝いていた。

 米軍キャンプ・シュワブがある辺野古岬の両岸は対照的な姿を見せる。茶色の土砂でほぼ完全に埋め立てられた南側と、未着工で青い海が広がる北側だ。

 埋め立てが進んでいない北側の大浦湾では「マヨネーズ並み」とも言われる軟弱地盤が見つかり、国は7万本以上の杭を打ち込む地盤改良工事を予定しているが、沖縄県防衛省の設計変更申請を認めていない。

 国は県に代わり申請を承認するための「代執行訴訟」を起こし、福岡高裁那覇支部で20日に判決が言い渡される。

 上空から見る辺野古沿岸の海…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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