東京・元赤坂にある迎賓館赤坂離宮に併設する休憩所が4日、オープンする。政府が2016年から通年での一般公開を始めて以来、訪日客を含め大勢の人が訪れており、東京五輪・パラリンピックの開催に向けて整備された。カフェがあるほか、売店では迎賓館限定のお菓子やワインなども販売する。
休憩所は、迎賓館正面に位置する公園内にあり、地上1階、地下1階建て面積延べ約1160平方メートル。入場無料で、迎賓館の参観にかかわらず利用できる。
迎賓館には、17~19年度に1日平均で2千人前後が訪れていたが、館内で休憩ができる場所が限られていたため、さらに観光の呼び水にしようと18年度から整備が始まった。4月にオープン予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期に。迎賓館本館の公開が6月1日から事前予約制で再開されたことに伴い、オープンすることになった。内閣府の担当者は「迎賓館を訪れた方だけでなく、地域の憩いの場になってくれれば」と話した。(菅原普)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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