名古屋市北区の路上で、会社員の男性2人が刺殺された事件で、愛知県警は15日、同区西味鋺(あじま)1丁目の無職佐藤俊彦容疑者(38)を近所の会社員赤松英司さん(41)に対する強盗殺人容疑で再逮捕し、発表した。黙秘しているという。
捜査1課によると、佐藤容疑者は6月24日午後10時半ごろ、赤松さんの腹や胸などを何度もナイフで刺して殺害し、現金712円のほか、指輪が入った財布(時価計約2万100円相当)を奪った疑いがある。佐藤容疑者宅から、赤松さんの財布や事件に使ったナイフが見つかった。
佐藤容疑者宅と赤松さんが住むマンションは、道路を挟んで向かい合わせにある。捜査関係者などによると、赤松さんは数年前から、車にいたずらされるなどの嫌がらせを受け、県警に相談していた。2人の間で、こうした嫌がらせをめぐり何らかの確執があったとみられる。
県警は事件翌日、佐藤容疑者を赤松さんの同僚で、ともに死亡した小笠原智之さん(44)=愛知県大府市=に対する殺人容疑で逮捕していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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