本州南岸に北上している停滞前線や、北陸沖の日本海を進む低気圧の影響で、局地的に激しい雨が降っています。
和歌山県田辺市の栗栖川では12時15分までの1時間に43mmの激しい雨を、石川県羽咋市では11時57分までの1時間に36.5mmの激しい雨をそれぞれ観測しています。
和歌山や三重などの紀伊半島南部や北陸では、夕方にかけて局地的に激しい雨の降るおそれがあります。道路の冠水や低地の浸水などに十分注意してください。
午後は長野や関東など台風被災地も強い雨に注意
正午現在、関東甲信地方では雨が小康状態となっていますが、夕方以降は西から雨雲が流れ込み、再び雨の降る所がある予想です。
一時的に晴れている所もありますが、洗濯物の外干しはおすすめしません。夜にかけての外出には雨具をお持ちください。
台風19号が上陸して今日で1週間が経ちますが、関東甲信の被害地域でも、局地的に激しい雨が降り、落雷や突風を伴うおそれがあります。
記録的な大雨により被害を受けた地域では、堤防の破損したところから川の水があふれたり、普段よりも少量の雨でも川の水位が上昇しやすくなるなど、浸水被害が発生・拡大するおそれがあります。
また、これまでに降った雨により地盤が緩んでいるおそれがあるため、少しの雨でも新たな土砂災害の発生に警戒が必要です。崖など傾斜の急な場所等には近づかないようにしてください。
復旧作業を進めている方も、雨雲が迫ってきたら作業を早めに中断して安全な屋内で過ごすようにしてください。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース