迫る緊急事態宣言 保育所・高齢者施設、継続されるけど

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ついに首都圏と関西、福岡の7都府県に出されることになった緊急事態宣言。首相は「海外のような都市封鎖はしない」と強調するが、スーパーでは買いだめの動きも。暮らしや仕事にどんな影響が出るのか、警戒感が強まっている。

 6日午後5時半ごろ、JR立川駅(東京都立川市)近くのスーパーは、買い物かごいっぱいに、カップ麺や冷凍食品を詰めた人でごった返していた。パスタや即席麺、スナック菓子のコーナーはすでに品薄。棚をのぞき込み、商品がないか何度も確認する客もいた。

 金融会社に勤める立川市の男性(48)はカップ麺やレトルトカレーを買い込んだ。緊急事態宣言が出されることはニュースで知った。「食べ物がなくなることはないと思うが、万が一のことを考えると、つい買ってしまう」と話した。会社は今後、在宅勤務になる予定。「いつ終息するのかわからない。あまり外には出たくない」と不安な表情を見せた。

 市内のパートの女性(61)はスーパーを3軒回ったという。「いつもより多めに買った。買いだめで社会がパニックになるのは避けるべきだと思うけど……」。レジには10人近い行列ができていた。「緊迫感を感じた。いつもと違う雰囲気」と話した。

 横浜市中区のスーパーは6日午…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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