5日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)では、新型コロナウイルスの感染拡大について特集し、延長された緊急事態宣言の解除のポイントについて議論した。
MCの恵俊彰(55)は「いくつかのデータの積み重ねで、いよいよ解除かなっていうのは、わかると思うんですよね」と話し、コメンテーターに意見を求めた。
これに八代英輝弁護士(55)は「感染経路不明者の(データの)場合、韓国が5%未満というのを一つの尺度にしてますよね。実効再生産数が1未満というのを尺度にしている国もあります」と諸外国の例を挙げながら、「日本が自粛であって罰則がないということの1つの特徴は、感染経路の調査についても、あくまで任意での調査にとどまってるということなんですね」と指摘。
「強制力をもった捜査ができませんので、日本は諸外国に比べて感染経路を追うことに対してのハードルが高くなっている。その部分に関してはかなり慎重にいかなければいけないかなと思います」と話した。
日本の法律について八代弁護士は「それが日本の良さでもありますし、プライバシーの保護ということに関して、日本人が望んできた法律のシステムだと思うんですね」とし、「今までの法律でここまで戦えてきたわけですから、これ以上の制限のつくものを求めることもないのかなと思います」と語った。
報知新聞社
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