送別会シーズンなのに 重点措置21日まで延長 飲食店に落胆広がる

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武田啓亮、東谷晃平、狩野浩平、堀越理菜

 新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」が18都道府県で21日まで延長されることが4日、決まった。送別会シーズンが本格化するなか、飲食店への営業制限が続く。対象地域の店主らからは落胆と不安の声が相次いだ。

 東京・銀座のコリドー街にある家庭料理が売りの「家めし 殊衆(しゅしゅ)」店主、佐藤則子さん(51)は「延長されるだろうと思っていたので驚きはない」という。昨秋に酒の提供ができるようになってからも客足は戻らない。貯金を切り崩し生活費に充てる日々が続く。

 3、4月はコロナ禍でなければ書き入れ時だが、「去年に続き、今年の送別会シーズンも期待できそうにありません」とあきらめ顔で語った。それでも「店は私にとって子どものようなもの。どんなに苦しくても、閉店はしない」と話した。

 名古屋市中区にある料理屋「…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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