「クレバ号が逃げた」。10月25日午後、兵庫県警の捜査員たちに動揺が走った。
福崎町北部にある七種山。行方不明者の捜索にあたっていた警察犬・クレバ号が突然走り出し、鑑識課員の手からリード(引き綱)が離れてしまった。
行方不明者を捜しに来た警察犬が逃げ出し、警察官たちがその犬を捜す――初めての事態だ。「人をかんだらどうするねん」「戻って来なかったらまずい」。県警内部ではそんな声が飛び交った。
「こんなに激励が来るのは珍しい」と舌巻く担当者
クレバ号の正式な名前は、「ク…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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