実刑が確定した男が収容前に逃走した事件で、公務執行妨害容疑で逮捕された小林誠容疑者(43)が、逃走時に持っていた包丁を「捨てた」と話していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。
小林容疑者は窃盗グループの実行役として神奈川県警に逮捕され、今年2月に実刑が確定。保釈中だったにもかかわらず約4カ月にわたり出頭に応じなかったため、19日午後1時すぎに横浜地検事務官や神奈川県警厚木署員が収容のため神奈川県愛川町の自宅アパートを訪問したが、包丁を振りかざすなどして威嚇し、逃走していた。
その後、小林容疑者は23日朝に潜伏先の同県横須賀市の知人アパートにいたところを捜査員に包囲され、身柄を確保された。関係者によると、逃げる際に持っていたとみられる包丁はこれまでに発見されていないという。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース