5日午前8時ごろ、神奈川県逗子市池子2丁目で、市道沿いの土砂が崩れ、人が埋まっていると119番通報があった。通行中の女子高校生(18)が巻き込まれ、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。署や市消防本部が現場付近を捜索したが、ほかに巻き込まれた人はいないという。
逗子署などによると、現場はマンション下の市道に面した斜面。市道から高さ約10メートルの石積みの部分があり、上部には鉄製フェンスを設けていたが、その上の土ののり面が高さ7~8メートルにわたって崩れた。建物への被害はないという。
現場はJR逗子駅の北東約2キロの住宅街。市によると、現場は民有地で土砂災害警戒区域に指定されていた。近所に住む男性(76)の話では、市道は近くの中学、高校の通学路になっており、特に斜面側の歩道を歩いて通う中学生が多いという。
横浜地方気象台によると、現場に近い同県藤沢市の観測所では1日以降、降雨は観測していない。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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