昨年引退した京阪電鉄5000系通勤電車で実際に使われていた部品をあしらった部屋が2月、京阪グループの京都タワーホテル(京都市下京区)に登場した。
1970年に輸送力を高めるために誕生した5000系の最大の特徴は「ラッシュ用ドア」だ。片側5カ所のドアのうち2カ所に、昇降する座席が備わっていた。ラッシュ時には席を天井付近まで上げて、ドアを開閉させていた。しかし、安全対策のため設置したホームドアとの位置が合わないため、2021年9月に引退した。
京都タワーホテルは、これま…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル