新型コロナの影響で収入が減った個人事業主に支給される持続化給付金100万円をだまし取ったとして、神奈川県警は、同県海老名市の会社役員安東冬馬容疑者(35)ら男女4人を詐欺容疑で逮捕し、5日発表した。安東容疑者は「だましたつもりはない」と話し、容疑を否認しているという。県警は、不正申請は約60人分(約6千万円)にのぼるとみて調べる。
他に逮捕されたのは、横浜市戸塚区の私立大4年生入江海斗(23)、藤沢市のアルバイト竹花雅斗(23)、厚木市の会社員難波美香(36)の3容疑者。入江容疑者は容疑を認め、竹花容疑者と難波容疑者は否認しているという。
捜査2課によると、安東容疑者らは共謀して7月、県内在住の30代のアルバイト男性の名前を使い、コロナ禍で売り上げが減った個人事業主を装って給付金を申請。国から100万円を詐取した疑いがある。
口座に100万円 男性40万円、容疑者側に60万円の約束
同課によると、男性はバイト先…
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル