谷川浩司九段が歴代単独3位の勝ち数、畠山鎮七段は師弟対決制し八段昇段
第78期順位戦B級1組の対局が12日に一斉に行われました。
谷川浩司九段は松尾歩八段との対局を117手で勝利。通算1325勝目を挙げ、加藤一二三九段を抜いて歴代単独3位の勝ち数となりました。
第1位は現在も更新中の羽生善治九段の1443勝、2位は大山康晴十五世名人の1433勝となっています。
谷川九段は1962年4月生まれの57歳。加藤九段に続く2人目の中学生棋士としてデビューし、獲得タイトル数は27期の超トップ棋士です。特に名人は5期獲得しており、永世称号である十七世名人の資格を有しています。
畠山鎮七段は斎藤慎太郎王座との一戦を158手で制しました。畠山七段は七段昇段後公式戦通算190勝を挙げ、昇段規定により八段昇段となりました。
また、両者は畠山八段が師匠、斎藤王座が弟子という師弟の関係にあります。斎藤王座がプロ入りする前はおよそ800局も練習対局をするなど、深い絆で結ばれている師弟として知られています。(将棋世界2019年2月号「師弟 少年時代に交わした二つの約束 畠山鎮七段×斎藤慎太郎王座」野澤亘伸より)
両者は前期のB級1組でも対戦があり、そのときも畠山八段が師匠の意地を見せつけました。
B級1組の5回戦までの結果は以下の通りです。(全13回戦、カッコ内は順位)
4勝1敗:菅井竜也七段(9)千田翔太七段(13)
3勝1敗:阿久津主税八段(2)斎藤慎太郎王座(3)
2勝2敗:山崎隆之八段(6)
2勝3敗:深浦康市九段(1)屋敷伸之九段(5)谷川浩司九段(7)郷田真隆九段(8)畠山鎮八段(11)永瀬拓矢叡王(12)
1勝3敗:行方尚史八段(4)松尾歩八段(10)
将棋情報局
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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