連休明け 九州や東海は激しい雨 関東は気温上がらず(tenki.jp)

16日は太平洋側を中心に曇りや雨。九州南部や東海は激しい雨に注意。関東も梅雨空で気温は5月から6月並み。

激しい雨に注意が必要な時間帯は?? 関東の雨はいつ頃から??

【気圧配置】
梅雨前線は九州の南から本州の南に停滞するでしょう。フィリピンの東を熱帯低気圧から変わる台風がやや北上する見込みです。周辺の湿った空気は前線に向かって次々に流れ込むでしょう。一方、寒気を伴った気圧の谷が本州付近を通過し、広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みです。

【全国各地の天気(16日:火曜)】
沖縄は夏の高気圧に覆われて、晴れるでしょう。強い日差しが照りつける見込みです。九州南部と四国の太平洋側は雨が降ったりやんだりで、局地的に激しく降る見込みです。激しい雨のピーク時間帯は昼前から昼過ぎとなりそうです。九州北部と四国の瀬戸内側、中国地方、近畿は日差しが出ますが、昼過ぎからは所々でにわか雨や雷雨があるでしょう。東海は断続的に雨で、午後はカミナリを伴い激しく降る所がある見込みです。激しい雨のピーク時間帯は昼過ぎから夜の初め頃になるでしょう。関東甲信は昼頃から次第に雨雲がかかる見込みです。関東の沿岸部や甲信などでは一時的に雨脚の強まることもあるでしょう。北陸や東北南部も雲が多く、所々で雨が降る見込みです。東北北部と北海道は雲が多いものの、日差しの出る時間もあるでしょう。控え目な日差しのようでも、紫外線はピークの時期に入っています。お出かけの際は対策を念入りにした方が良いでしょう。

西日本はかなり蒸し暑く 一方、関東は夏らしい暑さにならず

【全国各地の最高気温(16日:火曜)】
最高気温は沖縄から近畿にかけては30度前後の所が多く、暑さが続くでしょう。雨の降る所でも気温は高く、かなり蒸し暑く感じられそうです。東海と北陸は26度前後で、平年よりは低いですが、ムシムシするでしょう。食品の取り扱いにお気を付け下さい。関東は24度前後で、5月並みの所が多いでしょう。東京都心は7月に入ってから最高気温が30度以上の真夏日になった日は一度もなく、さらに25度以上の夏日になったのも4回のみという状況です。夏らしい暑さの日がほとんどなく、日照時間も極端に少ない状況となっていますが、体調を崩さないようにお気を付け下さい。東北の太平洋側も平年より5度前後低く、23度前後とで6月並みの予想です。一方、東北の日本海側は平年並みか高く、30度近くまで上がる所もあるでしょう。暑さ対策をしてお過ごし下さい。北海道は平年並みかやや高く、沿岸部は20度を少し上回るくらい、内陸部は25度前後となるでしょう。

日本気象協会 本社 相原 恵理子

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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