横浜市は10日、6月から都心臨海部で運行を開始する連節バス「ベイサイドブルー」を報道陣らに公開した。横浜駅東口を起点、横浜港・山下ふ頭を終点に、ベイエリアの主要施設を巡る。市は、輸送力の向上とともに、街のシンボルになることを期待している。
車両は全長約18メートルで、定員113人。水際線をイメージさせる青色の車体が目印だ。連節バスでは国産1号となるハイブリッドバスで、日野自動車といすゞ自動車が共同開発した。市は計約4億円をかけ、4台を導入した。
午前10時から午後7時台まで、パシフィコ横浜、新港ふ頭、横浜赤レンガ倉庫、大さん橋などを経由。30分間隔で運行する。市は4月ごろ、バス停の位置や運賃などの詳細を発表する予定。
車両発表会は新港ふ頭客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」(同市中区)で行われ、平原敏英副市長は「回遊性の向上やにぎわいづくりにつなげたい。皆さんに愛され、街のシンボルになることを祈念している」とあいさつした。
神奈川新聞社
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