知人に逮捕日を教える見返りに現金200万円を受け取ったとして加重収賄などの罪に問われた元京都府警東山署巡査長、池田大助被告(41)=懲戒免職=の判決公判が19日、京都地裁で開かれ、入子光臣裁判長は懲役3年、執行猶予4年、追徴金200万円(求刑懲役3年、追徴金200万円)を言い渡した。
判決理由で入子裁判長は「情報漏洩(ろうえい)により捜査に支障が生じ、警察官の職務に対する社会の信頼を失墜させた」と指摘。一方で懲戒免職となり社会的制裁を受けたなどとして執行猶予を付けた。
判決などによると、池田被告は昨年3~4月にかけて、監禁強盗事件の容疑者だった知人の高橋俊行被告(49)=贈賄などで起訴=から現金200万円を受け取り、その見返りに同7月10日に逮捕予定日を連絡したとしている。
この日は高橋被告の判決公判もあり、入子裁判長は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース