漫画雑誌の発売日前に掲載作品をインターネットで公開するなどしたとして、熊本、新潟両県警は25日、外国籍の男2人を著作権法違反容疑で再逮捕し発表した。2人は、漫画・関連グッズを販売する東京都北区の「ジャパン・ディール・ワールド合同会社」の経営者(36)=新宿区=と社員(34)=文京区。
熊本県警サイバー犯罪対策課によると、同社と両容疑者は昨年9月3日ごろと今年1月13日、それぞれ数日先に発売される週刊少年マガジン(講談社)の掲載漫画をネットで公開。同26日には発売5日前の同誌の掲載作品をスマートフォンで撮影して複製し、出版社と漫画家の著作権を侵害した疑いがある。漫画誌は都内の店舗で入手していた。容疑について経営者の男はいずれも認め、社員の男は1月26日の件だけ認めているという。
両容疑者は今月4日、昨年3月と今年1月末ごろに週刊少年ジャンプの漫画を発売前にネットに公開したり複製したりしたとして同容疑で逮捕されていた。県警は、発売前に公開された作品がさらにあるとみて関連を調べている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル