平日は都心で会社員、週末は地方で縄文人――。そんなコンセプトで、現代の道具を使わず、自然にあるものだけで土器や竪穴式住居などをつくってきた男性2人が8月末、体験をまとめた本「週末の縄文人」(産業編集センター)を出版した。つくった石斧(せきふ)や土器なども東京都内で4日まで展示されている。
「週末縄文人」として活動するのは、縄(じょう)さん(32)と文(もん)さん(31)=いずれも仮名=。同じ会社で映像制作の仕事をしながら、動画を配信するユーチューバーだ。山の中などでスーツ姿で活動。チャンネル登録者は約12万人にのぼる。
活動の原点は「自分の力で生きていると感じたい」という思いだ。
縄さんは大学時代、ワンダー…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル