運転士ら13人感染、JR西では初の運行縮小へ 七尾線

 JR西日本金沢支社は17日、七尾線(金沢―七尾・和倉温泉)の運転士11人と車掌2人が新型コロナウイルスに感染していた、と発表した。この影響で、普通列車15本と特急列車2本、金沢と和倉温泉を走る観光列車「花嫁のれん」全4本を、19日から31日まで運休する。社員のコロナ感染で列車の運行を縮小するのはJR西では初めて。

 同支社によると、七尾線の運行に携わる七尾鉄道部運転科で今月14日に運転士1人の感染を確認。その後のPCR検査で16日までに運転士計11人、車掌2人の感染が判明。県はクラスターと認定した。

 運休本数は普通・特急合わせて全体の3割に上る。時間帯によっては列車の間隔が約2時間空くケースがあるため、既に普通乗車券を購入している人に限り、特急券なしで特急列車(自由席)に乗れる特別措置をとるという。同支社は「利用客にはご不便をおかけし、申し訳ありません」としている。問い合わせはフリーダイヤル(0120・02・3232)へ。(藤本久格)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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