【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO、本部ジュネーブ)は22日、温室効果ガス排出の影響で過去5年間は観測史上最も暑くなり、海の氷が解けることでの海面上昇など深刻な影響が出ていると発表し、対応が急がれると訴えた。米ニューヨークで23日に開かれる気候行動サミットで、一連の調査結果が報告される。
WMOによると、19世紀半ばと比較して、現在の世界の平均気温は1.1度上昇。特に2015年から今年までの平均は、15年までの5年間と比べ大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の上昇率が約20%増え、気温は0.2度上がるなど近年、温暖化が急速に進んでいる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース