過疎地の家屋に「減築」のすすめ 震度6強の地震、専門家の見方

 石川県能登地方を最大震度6強の揺れが襲った地震から、12日で1週間。過疎地で起きた今回の地震を専門家はどう見るか。どんな備えが有効か。近畿大の安藤尚一教授(減災学)に聞いた。

 今回は2階の重みを柱が支えきれず、1階部分が押しつぶされたような家屋の被害が見られた。被害が大きかった石川県珠洲市も含め、地方には、戦後の資材不足の時代に建てられた柱の細い家が少なくない。

 一方で、高齢者が、後継者がいない家屋を建て替えたり、大がかりな改修を加えたりすることは期待しにくい。

 手立てはある。瓦を鋼板やス…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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