道仁会会長らを詐欺容疑で逮捕 暴力団幹部の身分隠して宿泊容疑

古畑航希

 「暴力団関係者お断り」の宿泊施設に身分を隠して泊まったとして、福岡県警は24日、指定暴力団道仁会会長の小林哲治容疑者(66)=福岡県久留米市=と、同会の傘下団体組長の山崎智史容疑者(42)=福岡市博多区=、別の傘下団体幹部の小林憲司容疑者(55)=久留米市=の3人を詐欺容疑で逮捕し、発表した。県警はいずれの認否も明らかにしていない。

 暴力団犯罪捜査課と中央署によると、小林容疑者らは昨年6月15~16日、暴力団組員の宿泊を拒否している福岡県内のホテルに、自分たちが暴力団員であることを隠して宿泊を申し込み、1泊した疑いがある。

 県警によると、道仁会は、久留米市が拠点で、昨年12月末現在の構成員数は約400人。県内に拠点を置く五つの指定暴力団の中で最多だという。1992年12月に指定暴力団に指定された。(古畑航希)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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