東京外郭環状道路(外環道)の工事を担う東日本高速道路(NEXCO東日本)が、東京都調布市の野川サイクリング道路に開いた穴を道路管理者である狛江市に無断で補修していた問題で、NEXCO東日本とNEXCO中日本、国土交通省へのヒアリングが18日、永田町で開かれた。共産党の国会議員が主催し、住民も参加した。
NEXCO側によると、巡回中の警備員が8~10月、野川の堤防上にある道路で計6カ所の穴を見つけて補修。いずれも直径5~10センチで、外環道トンネル工事の近くだったが、そうしたことを10月10日まで国交省に報告していなかったという。また、8月1日に見つかった穴を補修したものの、9月12日に同じ箇所で穴を確認していた。
国交省の担当者は「必要な手続きを怠ったことを注意し、連絡体制を見直すように指示した」と発言。NEXCO側の担当者は「狛江市に連絡すべきだったが怠ってしまった」とした上で、今回の事例以外では「過去に管理者に連絡せずに応急復旧工事をしたことはない」と述べた。
専門家「隠蔽体質以外の何物でもない」
ヒアリングに参加した住民か…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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