道路傷める「過積載」、国交省が最大規模の取り締まり

 車両の積み荷が制限を上回る重さの「過積載」を減らそうと、国土交通省は5日、高速道路各社や警察と合同で、関東甲信地方の高速道路料金所など計20カ所で、過去最大規模の一斉取り締まりを実施した。過積載は道路や橋の老朽化を早める大きな要因とされる。

 国交省は今年度までに過積載車両の半減をめざしてきたが、現時点で達成が難しくなっている。このため、これまで東京など1都3県で行っていた取り締まりを拡大した。

 東京都板橋区の首都高志村料金所では、警察官や首都高の職員らが、荷物を積んだ車両の重量計測にあたり、1時間ほどで4台の積み荷を調べるなどした。

 国交省によると、この日は各地で計83台を計測し、少なくとも8台の過積載車両を確認。このうち4台が徐行やルートの変更などの措置命令を受けた。(山本孝興)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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