遺体は会社代表と判明、交友関係など捜査 埼玉・朝霞の放火殺人事件

 埼玉県朝霞市で14日に内装工事会社「長葭(ながよし)内装」の事務所兼作業場が焼け、男性の焼死体が見つかった事件で、県警は18日、遺体が会社代表の長葭良さん(43)と判明した、と発表した。県警は何者かが長葭さんを暴行したうえ、現場に火を付けたとみているが、これまでに、目立ったトラブルは確認できていないという。県警は交友関係や生活実態を調べている。

 火災があったのは14日午前10時前。同市上内間木の同社の平屋建てプレハブが燃えた。長葭さんの遺体は事務所で見つかり、県警がDNA型を照合し、18日に本人と確認した。また、捜査関係者によると、これまでに、上半身の前後の複数の骨が折れており、硬い物で執拗(しつよう)に殴られた可能性が高いことも判明した。近くに止めてあった車からは長葭さんの財布が見つかったが、現金が抜き取られたような形跡はなかった。

 一方、捜査関係者によると、長葭さんは13日、県外で仲間と仕事をしており、事件当日の14日の明け方に事務所に戻った。関係者の証言で明らかになったという。県警は、長葭さんが事務所に戻った後に暴行を受け、抵抗できない状態で火を付けられたとみている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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