遺体安置所、涙の連鎖 知床沖の観光船事故で7人の身元判明

 子ども1人が見つかったのは、知床岬灯台から東へ約14・5キロ離れた海域だった。第1管区海上保安本部小樽市)によると、24日午後9時前、同夜から捜索に加わっていた北海道の漁業監視取締船「海王丸」が発見し、海上保安庁に通報した。

 当時、現場海域は曇りで、南の風12メートルと荒れていた。近くの巡視船が救助に向かったが対応できず、より大型の巡視船が発見から約2時間後に救助した。意識はなく、ライフジャケットも着けていなかったという。同本部は25日午前、死亡を確認したと発表した。

 遺体が安置されている斜里町の体育館には25日朝、入り口前に献花台が設けられた。午前6時ごろには24日夜に見つかった子どもの遺体も運び込まれた。

 斜里町の北雅裕・副町長によ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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