岐阜県大垣市の自宅で拳銃の実弾132発を所持していたとして、岐阜県警は3日、元警部の男性=故人=を銃刀法違反(拳銃実包所持)の疑いで書類送検し、発表した。男性は47年前まで県警に勤めており、県警が当時使用していた実弾と形状が一致することから、県警は何らかの事情で男性が自宅に持ち帰ったとみている。
県警によると、男性は1940年2月~76年4月に県警に勤め、2007年に90歳で亡くなった。昨年11月に家族が遺品を整理していて実弾に気づいた。家族から持ち込まれた処理業者が大垣署に届け出た。
実弾は段ボール数箱に分けられ自宅倉庫に保管されていた。箱の中に整然と並べられていたという。拳銃は見つかっていない。当時の実弾に関する資料は県警に残っておらず、県警は「家にあった経緯は特定できない」としている。(高木文子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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