部分日食、石垣島で9割 10年後には北海道で金環日食

 太陽の一部が月に隠される半年ぶりの部分日食が21日あった。全国的に曇りがちだったが、沖縄・石垣島では午後5時すぎ、9割ほどが欠けた太陽が観察できた。

 国立天文台によると、次に日本で部分日食が見られるのは2023年4月。九州南部などでわずかに欠ける。全国で見られるのは30年までないが、北海道では太陽に月がすっぽり入る金環日食になる。35年には、太陽が月に完全に隠される皆既日食が起きる。(小川詩織)

拡大する部分日食で欠けた太陽=2020年6月21日午後4時42分、沖縄県石垣市、恵原弘太郎撮影

拡大する欠け始めた太陽を日食グラスで見る人たち=2020年6月21日午後3時55分、沖縄県石垣市、吉本美奈子撮影

拡大する原爆ドームの近くでも観測することができた部分日食=2020年6月21日午後5時10分、広島市中区、上田幸一撮影


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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