部員不足で活動休止…小学生バンド最後の出場「思い出に残る演奏を」

 15日に青森県の八戸市公会堂であった第47回県アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の小学生の部には、今年度で活動を休止する弘前市の「文京小スクールバンド」が出場した。部員6人は「思い出に残る演奏を」とステージに立った。

 父母会が運営する地域のクラブとして活動してきた。数年前までは20人を超える部員がいたが、少子化に加え、共働き世帯が増えて親が練習に立ち会うのが難しくなり、新入部員は減少。今の6年生が卒業すると、部員は1人だけになってしまうため、休止が決まった。

 長女が所属したのをきっかけに、16年ほど前からコーチを務める高木康之さん(54)は弘前市吹奏楽団のユーフォニアム奏者。「大人になっても楽器を続けてほしい」と楽しさをモットーに、仕事の傍ら日曜日に指導にあたってきた。「やっぱりさびしい。でも時代の流れなので仕方ない」

 平日の練習に指導者はいない…

この記事は有料記事です。残り326文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment