大学4年生です。僕は高校野球をしていましたが、苦い思い出があります。中学卒業後、進学校に入学し、野球部に入りました。途中までは楽しく全力で野球をやっていましたが、高校2年の冬、腰に大きなけがをしました。
その頃から受験勉強が本格化し、勉強面で焦りを感じ始めました。治療や野球に費やす時間が無駄に思え、辞めたいと思うようになったのです。「今、全力で打ち込んだところで、自分が試合に出られるかわからないし、甲子園に行けるわけでもない、いや、甲子園に行けたとしても何になるんだろう。勉強して、よりレベルの高い大学に入りたい」と考えたのです。
そんな気持ちで野球を続けてもチームに迷惑がかかると思い辞めました。しかし、全く勉強に身が入りませんでした。耐えられず、頭を下げてチームに戻りました。野球がやりたいという理由ではなく、モヤモヤしてしまうからという理由でチームに戻ったので、中ぶらりんの心のまま、時間が過ぎました。
最後の大会も思うような結果が残せず終わりました。涙は出ませんでした。大学も、第一志望には届きませんでした。そんな過去を思い出し、いまだに自己嫌悪に陥ることがあります。非常に後悔しています。どのようにこの過去と付き合っていけばいいでしょうか。アドバイスをいただきたいです。
回答者 歌手・俳優 美輪明宏さん
お若いのでご存じないでしょうが、森田公一とトップギャランの歌で「青春時代」という曲があります。一度お聴きになってほしいですね。
野球を辞めたのも、また戻ったのも、すべてご自分の意思で決めています。勉強に身が入らない。それも自分が選んだ道。袋小路のようですが、青春時代というのは、みんなそういうものなのです。
他人に言われて辞めさせられ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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