郷亜里砂選手に送った似顔絵 就職前の女子生徒がもらった温かさ

 北京冬季五輪が20日夜、閉幕する。努力を重ね大舞台に立った選手たちの姿は、多くの人の心に刻まれた。

 山口県布施町の田布施総合支援学校高等部3年の畑野未空(みく)さん(18)は自宅で、スピードスケート女子500メートルに出場した郷亜里砂選手(34)を応援した。結果は15位。前回平昌大会の8位より順位を落とした。でも「真剣で迫力のある表情が印象に残った」と振り返る。

 同校教諭の河村金満(かねみつ)さん(60)が過去に郷選手を国体の強化選手として山口県に招いた縁で知った。

 開会式では郷選手が旗手を務めた。応援の気持ちを伝えたくて、寄宿舎で一緒に暮らす友達14人で、画用紙に郷選手の似顔絵を描き、「がんばれ!!」というメッセージを添えた。

 河村さんを通じて郷選手に応…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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