都と国が新宿・豊島区長と面会 東京新規感染243人(テレビ朝日系(ANN))

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東京都では10日、新型コロナウイルスの新たな感染者が243人に上り、9日の224人を超えて過去最多を更新しました。接待を伴う飲食店の関係者は110人。感染経路が現段階で分かっていない人は101人います。症状が出ていない人は48人でした。会食を通じた感染も起きていて、東京都医師会は会食を避けるよう呼び掛けました。
東京都医師会・尾崎治夫会長:「飲食・お酒を飲む空間に行くこと、特に繁華街を中心に注意して、なるべく行かないようにすることが感染予防につながる。2週間、できれば4週間これから控えてください」 2日連続での200人超えで不安が高まるなか、東京都・小池百合子知事は西村大臣とともに、新宿区や池袋のある豊島区の区長と面会し、夜の繁華街で接待を伴う飲食店での感染防止策について話し合いました。ここで挙げられた防止策は、感染者の出ていない店舗を含めてPCR検査を幅広く行うことや、アクリル板やフェイスガードといった感染防止の物資に使える補助金(最大200万円)の周知などです。さらに、保健所の体制を強化するといいます。
“新型コロナ”担当・西村康稔経済再生担当大臣:「(Q.東京都医師会が歌舞伎町・池袋などに絞って、補償を伴う休業要請すべきと意見が出たが?)休業要請を行うとすれば、やれば良いのか検討は行っていきたいと思いますし、専門家の助言も踏まえながら都知事と連携しながら対応していきたい」 ただ、感染は小池知事らが強調する“夜の街”の外にも広がっているようです。
大森医師会・藤井大吾会長:「明らかに増えてきています。6月下旬からトータルで30人以上の陽性者が出ている。新宿区などと比べて住宅街に住んでいる方が感染経路不明ということで、PCR(検査)陽性になっている方が多いという特徴がある。新宿で特に“夜の街”で発症が多いと言われる所に出入りしている方が多いわけではないと聞いている」 東京と人の往来が多い近隣の3県でも緊張が高まっています。神奈川県で新たに確認された感染者は32人。緊急事態宣言が解除された後では最多となりました。
神奈川県・黒岩祐治知事:「神奈川県も東京のように(感染者数が)どーんと跳ね上がることは十分にあり得ると思っているので、引き続き緊張感を持って見守っていきたいと思っている」
埼玉県では44人の感染が確認されました。
埼玉県・大野元裕知事:「(東京で)これだけ多くの陽性者が出て、しかも単発ではなく連続なので、埼玉県にも当然影響が出てくる可能性もあり、大変懸念している。東京との移動も含めて、今後は検討が必要になると考えている」

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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