都のイート食事券、抽選でも販売へ 先行県で完売相次ぎ

 国の飲食店支援事業「Go To イート」の東京事務局は10日、20日に販売と利用が始まるプレミアム付き食事券の販売方法に、抽選方式も採り入れると発表した。当初は先着順のみを予定していたが、先行県で即日完売などが相次ぎ、抽選に切り替える動きも出るなか、「公平性に配慮し見直した」(広報事務局)と説明している。

 紙の「アナログ食事券」は1冊1万円。25%上乗せした1万2500円分の食事ができる。計300万セット(375億円分)販売する。購入には引換券が必要で、スマートフォンか専用はがきで事前に申し込む。

 スマホは先着順。専用フォーム(https://hajb.f.msgs.jp/webapp/form/23667_hajb_1/index.do)で19日から受け付ける。1日に発行する引換券の枚数には、上限を設ける見通しだ。専用はがきは抽選方式を導入する。ただ、急な見直しのため詳細は決まっていない。はがきは自治体の施設などに置かれる予定だ。スマホとはがきの配分は「売れ行きに応じて調整するため現時点では公表を控える」としている。

 「デジタル食事券」は8千円で、1万円分の食事ができる。ヤフーのデジタルチケット販売サービスを利用し、125万セット(125億円分)すべてを抽選で販売する。1次抽選の申し込みは20~24日。

 1回の購入の上限は、アナログ、デジタルとも2セットまで。購入方法は公式ホームページ(https://r.gnavi.co.jp/plan/campaign/gotoeat-tokyo/)に近く掲載する。問い合わせは専用コールセンター(0570・550・269=午前9時半~午後5時半)へ。(兼田徳幸)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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