25日から始まった3度目の緊急事態宣言。東京都は感染防止のため、午後8時以降は街灯を除く明かりを消すよう呼びかけた。だが、都内のある商店街では、明かりをともし続けることに決めた。
迷いはある。でも、暗い道をともすことで、安心して通ってほしい。語らう場を提供できないいま、せめてもの思いを届けることも、飲食店の役割なのではないか――。そんな思いで。
26日午後8時過ぎ、JR中野駅前の商店街。飲食店の大半は、休業や時短営業で店を閉じているが、看板や店頭の明かりがついたままの店も多い。
店先に、こんなポスターが貼られていた。
「一日でも早く安心を取り戻…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル