【動画】就活生の「裏の顔」知るために業者が調査する「裏アカ」とは
連載「探られた裏アカ 就活の深層」
就職希望者が匿名で使っているSNSの「裏アカウント」が探られ、その投稿内容が調べられている。
スマホ情報サイトの2019年統計によると、10代の7割、20代の6割近くが複数のツイッターアカウントを持つ。就活生らは、こうした調査をどう受け止めているのか。
「都市伝説かと思っていた。裏アカを調べられるぞって友達と冗談で言ってたけど、本当にあるとは」
関西の私立大4年の女性(22)は驚く。
就活中で、エンタメや教育、ホテル、保険、食品業界など約30社を受けてきた。
「裏アカ」調査の法的・倫理的問題点は? 識者・専門家の見方
就職希望者が匿名で使っているSNSの「裏アカウント」を探り出し、投稿内容を調べて採用活動中の企業に報告する――。そんな業者の存在が明らかになりました。どんな方法で「裏アカ」を特定するのか。企業はなぜ、そのような情報を求めるのか。日常的に複数のSNSアカウントを使いこなす若い世代は、それをどう受け止めているのか。この連載では、そうした現在の採用活動の実態に迫ります。法的、倫理的な問題についても、個人情報や人権問題に詳しい識者の見方を紹介します。
SNSのアカウントは7個ある。1千人規模のフォロワーがいる一般向けから、仲のよい友人のみ、著名人のつぶやきを見るものなど、用途に分けて使う。
一部は実名だが匿名のものも…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル