都立立川高、「情報Ⅰ×探究」で深める学び 「情報Ⅱ」も開設へ

 プログラミング学習などを含む科目「情報Ⅰ」が新たに加わる来年の大学入学共通テストまで、1年を切った。問題集の出版が相次ぎ、模試も始まる一方で、入試だけでなく、情報での学びを探究活動などに生かす動きも出てきている。

 東京都立立川高校(立川市)で昨年10月、1、2年生全員による探究活動の課題研究発表会が開かれた。文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」に指定されている同校では、全教員が関わり「政治・経済・経営×統計」「歴史と文化」「化学・環境」などゼミ形式の様々な探究活動が行われている。

 1年生の棚元脩太さんは、テニスや野球のボールの回転と軌道について、3Dソフト「Blender(ブレンダー)」でシミュレーションして、効果的な打ち方を調べた。

朝日新聞社は、無料オンラインセミナー「『情報Ⅰ』入試まであと1年でできること 小中学校の『情報教育』の役割は」を12日午前10時から開催します。駿台予備学校入試情報室の石原賢一部長による入試の最新動向の解説もあります。申し込みはこちらから。http://t.asahi.com/hanamaru0212np

スピンの軌道、シミュレーションで分析 AIで作曲も 

 棚元さんに助言したのは、テ…

この記事は有料記事です。残り686文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment