東京都立高校の入試が変わろうとしている。長年続いた「男女別定員枠」が次の2022年度入試から段階的に廃止され、今の中学2年が受ける23年度入試からは「英語スピーキングテスト」の点数も加点される。高校入試が変わりつつあるなか、首都圏の中学受験者数は今回も増えそうだ。(編集委員・宮坂麻子)
中3は、本格的に志望校を決める時期を迎えようとしている。12月15日から、首都圏の私立高校の「入試相談」が解禁。東京や神奈川などでは、中学側が志望校へ成績などを提示し、併願または単願で出願した場合の合格の可能性などを探る学校も多いからだ。
これに先立ち、都教育委員会は9月末、来年の都立高校(全日制普通科)の一般入試では、男女別定員枠のある全校で定員の1割を男女合同にすると発表した。翌年以降も男女合同の枠を拡大し、最終的に都道府県立高校で東京だけに残る、男女別定員枠を廃止する方針だ。
男女別定員廃止、中位校志望者に影響か
中学の進路指導に、影響はあるのか。
都内の中学の進路指導担当教…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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