酒気帯び運転の疑いで巡査を逮捕 検問恐れUターン

 群馬県警は、太田署刑事2課の巡査伊藤麗夜(れいや)容疑者(23)=同県太田市内ケ島町=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕し、24日発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 監察課によると、伊藤容疑者は仕事が休みだった23日午前4時55分ごろ、同県高崎市内のカラオケ店の個室で知人らと飲酒後、同市通町の市道で酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いがある。現場付近で行われていた高崎署の飲酒検問に気づき、酒気帯び運転の発覚を恐れてUターンして逃走。車のナンバーから特定され、午前8時半ごろに同市内の親族宅で見つかったという。

 発見時、呼気1リットルあたり0・15ミリグラム以上のアルコール分が検出された。飲酒量や同乗者の有無など、詳しい状況は捜査中という。具体的なアルコールの検出量は「捜査に支障がある」として公表しなかった。神保誓志首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾。捜査、調査結果を踏まえ厳正に対処する」とコメントした。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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