重い障害抱え励むサーカス 出会い、悟った演出家の思い

【動画】ありのままの姿で 重度障害者パフォーマーたちの挑戦=藤原伸雄撮影

 重い障害を抱えながら、サーカスの稽古に励むパフォーマーや演出家がいる。ありのままの姿をみてほしい――。開催まで100日を切った東京パラリンピックにも関わってきたこの演出家は、そんな思いを舞台に込める。

 夕刻の東京・池袋の野外ステージが幻想的な光と音楽に包まれた。森に迷い込んだダウン症旅芸人らが、虫に扮する車いすのダンサーやコミカルに踊る盲目のアリなど、個性的なメンバーと出会うストーリーだ。

 横浜市のNPO法人「スローレーベル」が4月末、関係者向けに開いたサーカスイベント「True Colors CIRCUS SLOW CIRCUS PROJECT TOKYO~虫のいい話~」の一幕。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言で一般公開は中止となったが、6月以降に日英字幕付きで動画配信するため、障害の有無や性別、年齢を問わず集まった計43人が迫真の演技をみせた。

 都心の夜空を優雅に舞ったの…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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