新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」を中心とした感染が急拡大する広島県では、12日も過去2番目に多い652人の感染が確認された。地域医療体制の再整備や保健所の対応の変更などに追われている。
湯崎英彦知事は12日、広島市や福山市など13市町を対象に適用している「まん延防止等重点措置」について、他の市町にも拡大する方向で政府と調整していることを明らかにした。この日午後にあったオンラインの全国知事会の会合後、記者団の質問に答えた。「何日もかけるということはない」と述べ、早急な対応を検討しているとした。
県は年齢が若く、基礎疾患がないなど重症化リスクの低い軽症や無症状の人について、ホテル療養を基本としてきた。しかし、感染者数の急増を受けて、自宅療養を基本とする方針に転換した。
県によると、自宅療養と入院…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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