登山家の野口健さん(46)が2日、ヒマラヤの8000メートル峰マナスルへの今季の登頂を断念したことを自身のツイッターで報告した。
この日更新したツイートで「今シーズンのマナスル挑戦は断念致します。詳細は帰国してからご報告致しますが、やはり約2週間で8000m峰を登るのは無理がありました。ただ、今回は確かな手応えも感じつつ、来年のリベンジに向け気持ちを切り替えていきたいと。それにしても丸一日晴れた日は1日しかなかった。今は光合成したい」とつづった。
野口さんは9月11日にヒマラヤへ向けて出発。26日には6600m付近のキャンプ3での様子について自身の公式サイトに「天気がすごく不安定で、まあそういっても、今シーズンは、まともに晴れたことがないので、雪はちょっと降ってますけれど、これでもいいほうかなとも思います。通常の登り方にくらべ、今回はかなりレアケース。一気に標高をあげています。明日、最終キャンプ、C4に向かいたいと思います。本当は、もっとアップダウンを繰り返してから、徐々に体を慣らしていくのが基本ですけれども、今回は、この天気の様子を見ている限り、狭い隙間を針の穴を突いていくしかないかなと思って、かなり乱暴な登り方をしています」とつづられていた。
さらに28日には、7600メートルの最終キャンプから情報として「天候が良くなく、風も強くなっているため、一旦、下山」と伝えられていた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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