野球選手からイチゴ農家に転身 見つけた共通点「農業は相性がいい」

 約20年白球を追い続けたグラウンドを離れ、ビニールハウスでイチゴと向き合う。2月にオープンした群馬県高崎市のイチゴ農園「ダンクバンズファーム」は、好評のうちにイチゴ狩りシーズンを終えた。現在は来シーズンに向けて試行錯誤の日々だ。「セオリーはあっても、必勝法がないのはバッティングと同じ。研究と実践あるのみです」

 同市出身。小学校に入る前に野球を始め、中学で日本代表に。投手や内野手として東農大二高、立教大を経て独立リーグ・ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスに入団。NPB(日本野球機構)をめざしたがけがに悩まされ、2019年に引退した。

 「正直、野球ばかりやってきた自分に何ができるのかと不安だった」。公務員などを視野に就職活動をしていたが、妻の父から受けた言葉が転機となった。「農業やってみないか」

 内装業を営む義父は以前から…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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